第16回十和田市写真コンテスト

総   評

『平成28年度 十和田市写真コンテストの審査を終えて』

 

年々、応募者も作品の数も多くなり予選通過がたくさん出まして、審査に大変苦労しました。

その中から佐藤幸一さんが最優秀賞に選ばれたわけですが、佐藤さんは3年連続という快挙になりました。

毎年モチーフを変え、熱心に撮影されている様子が皆様の作品から大変よく伝わってまいります。今までにない表現力やフレーミング等、十和田市の素晴らしさを再確認させていただいたものばかりです。

十和田市は国立公園の十和田湖までを含んだ広い範囲で大変美しい景色が広がっています。皆様の感性で多様な十和田市の個性を見つけ出して、力強い作品を見せていただきたいと期待しております。

本当に、素晴らしい作品をありがとうございました。

 

 

 審査員 和田 光弘

(日本写真家協会会員、日本大学芸術学部写真学科講師、十和田市出身)

 

最優秀賞

『現代美術館花火ファンタジー』

撮影者:

佐藤 幸一さん (十和田市)

撮影場所:

十和田市現代美術館

講評:

未だに見たことのない世界が広がっています。花火の美しい姿が両端の建物に写り込み、魚眼レンズの面白さが生かされています。長時間露光と花火の多重効果も素晴らしいです。現代美術館の建物のフォルムやライトアップの色もとてもきれいです。左画面の壁面に描かれた女の子が大変効果的に取り入れられている作品です。

十和田市写真コンテスト

優秀賞

『朝焼』

撮影者:

松林 操さん (七戸町)

撮影場所:

白雲亭

講評:

たいへん壮大な朝焼けの光景です。冬の白雲亭は初めて訪れたとのことですが、このような神々しい瞬間に出会えたのですね。ブルーの雪原と背景の中山半島、御倉半島のフォルムや十和田山の形も、広々とした画面にとらえられ、オレンジの発色が湖に映り込んでいる所や全体のフレーミングも含めて大変力強い作品です。

優秀賞

『花火に躍動』

撮影者:

館山 昇さん (青森市)

撮影場所:

十和田市現代美術館

講評:

ダイナミックなフレーミングで、ポイントにフラワーホースを置いて、花火を多重露光でとらえ、迫力を出しています。無駄のない画面効果が安定感に繋がっています。

和田光弘賞

『郷愁の月光』

撮影者:

中野渡 俊彦さん (十和田市)

撮影場所:

相坂下奥入瀬川

講評:

たそがれ時、月光のハイライトを強調して白鳥の動感を上品に表現しています。全体のバランスとブルーの色調が美しく、特に中心の白鳥の写り込みが画面を引き締めるポイントになっています。

春に十和田賞

『湖畔に咲く』

撮影者:

小山田 誓志さん (十和田市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

全体の雰囲気が良く、特に桜の間に見えるボートが良いです。ただ、手前の枝や木が少々うるさく感じます。空間の取り方をもう少し研究すると更に良いと思います。

春に十和田賞

『十和田湖☆空鏡』

撮影者:

沢内 拓也さん (十和田市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

風のない時間でしょうか。大きな雲の写り込みが美しく広がっています。御倉半島をポイントにした全体のバランスも良いです。十和田湖の爽やかな春が画面から伝わってきます。

夏の十和田賞

『朝霧の湖上』

撮影者:

九嶋 祐さん (秋田県)

撮影場所:

十和田湖

講評:

背景に半島がかすかに見えて、ボートが移動する瞬間をフレーミング良くとらえています。赤い浮き球がポイントで、全体の幻想的な色調が印象的です。

夏の十和田賞

『月光舞曲』

撮影者:

福田 和郎さん (八戸市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

月の光をおそらく高感度に設定し、珍しい写真に仕上げています。不思議な水の模様が、まさに月が奏でる舞曲のよう。ただ、半島の先端が切れているのが気になります。

秋の十和田賞

『仲良し』

撮影者:

相内 悦子さん (青森市)

撮影場所:

十和田市中公園緑地

講評:

たいへん心和むひと時をとらえています。怪我をしているのか、少女が差しのべた包帯の手を白い馬がやさしくなめています。心が通じ合っている、本当に仲良しなのでしょう。

秋の十和田賞

『湖面のざわめき』

撮影者:

小笠原 正明さん (十和田市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

全体のバランス、背景の紅葉の美しさ、鴨が一列になってまさに飛び立とうとする瞬間をとらえたシャッターチャンスが素晴らしい作品です。

冬の十和田賞

『夢開く』

撮影者:

山本 敏夫さん (八戸市)

撮影場所:

十和田市現代美術館アート広場

講評:

アート広場できのこのモニュメントを手前にぐっと近づけて、大胆にポイントを置いています。背景に美術館を配置した構図が、きのこの世界を自分らしく表現できていると思います。全体的に絵本の世界のようです。

冬の十和田賞

『冬のイルミネーション』

撮影者:

相馬 勉さん (弘前市)

撮影場所:

十和田市現代美術館アート広場

講評:

手前にイルミネーションを画面いっぱいに入れて、背景にはタングステンの灯りで賑わう屋台村を写し、メルヘンの世界を醸し出しています。

佳作

『初雪の日に』

撮影者:

逓駅 隆英さん (東北町)

撮影場所:

十和田湖

講評:

初雪の頃の甲岳台で、冬と晩秋の紅葉のグラデーションが面白い作品です。

佳作

『秋空の下』

撮影者:

向後 正廣さん (東北町)

撮影場所:

桜の広場

講評:

紅葉の美しい青空と白い雲、ポイントに子供たちの散歩する列が楽しい作品です。

佳作

『もどり雪』

撮影者:

坂本 範彦さん (青森市)

撮影場所:

 

講評:

緑と白のグラデーションが素晴らしく、センター近くの木が効果的です。

佳作

『黎明』

撮影者:

木村清栄さん (青森市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

ブルーの中に美しい雲が広がっています。全体の色調が美しく、中でもオレンジの発色が効いています。

佳作

『朝光浴びて』

撮影者:

佐々木 英夫さん (八戸市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

全体の雰囲気は良いですが、あまりにも白鳥の数が多く迫力が散漫になってしまっています。

佳作

『媛の騎乗』

撮影者:

亀岡 正さん (十和田市)

撮影場所:

十和田市中央公園緑地

講評:

縦位置のフレーミングが良いです。矢を放つ瞬間が一段と迫力を強めていますが、足が切れたのが残念に思います。

佳作

『わら人形祭り 感謝の真心』

撮影者:

皆川 哲次郎さん (十和田市)

撮影場所:

十和田市中央公園緑地

講評:

手前の人の表情、背景の人の表情も良い作品です。カメラアングルが低く、画面効果が良く出ています。

佳作

『七変化』

撮影者:

市川 清一さん (十和田市)

撮影場所:

十和田市現代美術館

講評:

現代美術館を思い切ったフレーミングで切り取り、イルミネーションの写り込みもきれいです。

佳作

『美術館の天の川』

撮影者:

サーミエントマイケル さん (十和田市)

撮影場所:

十和田市現代美術館

講評:

魚眼レンズで、美術館と天の川を入れ、不思議な世界を構成しています。

佳作

『晩秋の十和田湖』

撮影者:

山下 文行 さん (京都府)

撮影場所:

十和田湖

講評:

遊覧船と、背景の紅葉のコントラストが美しい作品です。紅葉の光と影の濃淡が大変よく出ています。

佳作

『碧に包まれる』

撮影者:

漆舘 俊尚さん (十和田市)

撮影場所:

十和田湖

講評:

きのこにポイントを合わせ、イルミネーションのボケが非常に効果的です。

佳作

『光芒』

撮影者:

山下 茂さん (青森市)

撮影場所:

奥入瀬渓流

講評:

奥入瀬の光芒をうまく捉えていますが、センターの枝が気になります。渓流の流れと光の力強さはよく伝わってきます。

▲このページのトップへ

© Copyright 2011.towada-kankou.jp All rights reserved.

このサイトは(一社)十和田奥入瀬観光機構が運営しています。

このサイトについてプライバシーポリシー